たじまで農業

活動レポート

児童らが楽しく田んぼの生き物を調査 

2015.06.29

150626ikimonotyousa2.jpg コウノトリ育むお米生産部会養父支部は6月25日、養父市中米地の減農薬ほ場で、養父市立養父小学校の3年生児童20人と田んぼの生き物調査をしました。

 同校では、校区内を流れる米地川にホタルが多く生息していることから、環境学習の一環として自然環境に配慮した取り組みなどを学んでいます。今回、化学肥料を一切使わず農薬を慣行栽培に比べて75%以上減らして栽培する同米の取り組みを知るため、生き物調査に参加しました。

 児童は、朝来農業改良普及センターとJA職員から生き物調査の仕方の説明を受けた後、裸足になって田んぼに入りました。田んぼの土に足をとられながらも、楽しそうにオタマジャクシやコオイムシなど約30種類の生き物を捕まえました。児童らは、「オタマジャクシはどのくらいでカエルになるの」などと質問し、職員らが分かりやすく答えていました。

 ほ場を提供した同支部の藤本茂樹さんは、「田んぼに入って多くの生き物の成育の状況などを見て、生き物を育む環境を守っていることを実感してほしい」と話していました。