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たじまで農業

活動レポート

集落で獣害対策 取り組みを紹介

2015.11.24

 野生鳥獣による被害を減らそうと、11月18日、第3回豊岡市集落営農研究会が観音寺地区公民館で開かれ、同市内の集落営農組織、行政やJAたじまの関係者ら約50人が参加しました。

 同研究会では、豊岡市鳥獣害対策員の岡居顕宏さんが、同市内での野生鳥獣の捕獲状況や対策について報告。同市が今年8月に新しく設けた、わな猟によるシカ捕獲専任班の活躍などにより、最も有害鳥獣の捕獲頭羽数が多かった昨年を上回る進捗であることを説明しました。野生鳥獣の生態を把握したり、人里をエサ場だと認識させないよう稲刈り後のほ場を耕耘したりすることを呼び掛けました。

151118kannnonji.jpg また、同市日高町観音寺地区が集落全体で取り組む獣害への対策を説明。同地区で水稲などの栽培に取り組む農事組合法人観音寺営農組合の水田喜彦組合長が、地域住民と協力して集落全体を囲う金網柵を設けたり、当番制で柵の点検を行ったりなどの取り組みを紹介しました。

 参加者らは、費用の拠出や非農家の理解を得る方法などを質問したり、実際に設けられた金網柵を見たりして、同集落全体で取り組む獣害対策を学びました。

 

 同組合の水田組合長は、「鳥獣害は個人で対策していても限界がある。被害状況や対策などを地域住民に対して説明し、理解を得て集落全体で取り組むことが重要だ」と話していました。