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たじまで農業

活動レポート

たじまりんどう新たな産地化に向けて研修会開催

2016.08.09

 但馬地域をリンドウの新たな産地へ──。JAたじまは平成28年度、養父市で国家戦略特区事業者として花卉を生産する株式会社やぶの花、株式会社姫路生花卸売市場、JA全農兵庫、兵庫県と協力して、鑑賞用花リンドウの産地づくりに向けた「たじまりんどう」産地化プロジェクトを立ち上げました。今後、但馬地域の新たな特産品目として栽培面積を拡げ、西日本一の産地を目指します。

 リンドウは盆用など需要が高いですが、兵庫県の栽培面積は約15aと小規模です。主産地は岩手県で、西日本では岡山県で11ha、熊本県では8.6haで栽培しています。実需者の㈱姫路生花から県内産を求める声があること、また同JAが地域の担い手に対し、農業所得の拡大と経営の安定化に向けた新たな栽培品目の提案を検討していたことから、関係機関が連携して同プロジェクトの要領を作成。平成27年12月から新規栽培希望者を募り、既存の花卉栽培農家、新規就農者や企業など、但馬全域の9戸が25aで栽培を始めました。

160805rindou.jpg 平成29年からの本格的な出荷に向けて同JAは8月5日、「たじまりんどう」の荷造り研修会を養父市大屋町の野菜集出荷場で開催。生産者や㈱やぶの花、行政、JA全農兵庫の職員ら16人が参加しました。

 研修会では㈱やぶの花取締役の石原洋輔さんが、秀品と優品の分け方など出荷の規格を説明。株を養成するため全切はせず2、3本残して収穫することや、出荷時に規格を決める際の注意点を確認しました。㈱やぶの花取締役の高木規之さんは、「出荷時の荷姿などを実際に見て確認、共有し、規格に基づいた良質なリンドウの市場出荷を目指したい」と意気込んでいました。

 営農生産部特産課の中村成之課長は、「JAは地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC=タック)を中心に、栽培の不安を減らせるよう支えていきたい」と話していました。