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たじまで農業

活動レポート

主力ピオーネ初出荷 豊岡ぶどう出荷本格化

2016.08.25

160825grape.jpg 「豊岡ぶどう」を生産するJAたじまの葡萄部は8月25日、同部の主力品種「ピオーネ」の出荷を始めました。今季は目立った病害などなく順調に生育し、平年より5日から1週間ほど早い初出荷となりました。梅雨時期に定期的な降雨があったため玉張りが良く、その後7月下旬に涼しい日が続き着色も良好。甘みも十分です。豊岡ぶどうの出荷は9月上旬から半ばに最盛期を迎え、10月いっぱいまで、地元の市場のほか、沖縄県や東京都へ約2tの出荷を見込んでいます。

 

 同部では、豊岡市内の生産者42人が約11haで豊岡ぶどうを生産しています。同部の出荷量の6割以上を占める大粒系の「ピオーネ」を中心に、「藤稔」や「ベリーA」などさまざまな品種を栽培。産地の活性化に向けて、農薬や化学肥料を慣行栽培の半分以下に減らすなど環境に配慮した農産物の証である「ひょうご安心ブランド」や「コウノトリの舞」の取得や、洋菓子店やスーパーなどへの販路拡大、長期の貯蔵方法の確立にも力を入れています。昨年、試験的に販売し好評だった株式会社サザビーリーグが展開する洋菓子店「パティスリー キハチ」への出荷も本格化します。

 

 同部の北垣威司部長(写真)は出荷初日、朝早くから収穫を開始。自宅の作業場で一房ずつ丁寧に選果、箱詰めし、同JAの豊岡集出荷場に持ち込みました。北垣部長は、「天候の関係で収穫が早まり収量は平年に比べやや少ないが、高品質な豊岡ぶどうができた。今後は収量も増え、朝晩の気温が下がってくると、より甘みも増しておいしくなる」と話していました。