たじまで農業

活動レポート

栽培技術を高め安定供給を目指す

2014.03.06

 きのこ部は3月4日、JA共済の宿泊保養施設あさぎり荘で第19回の通常総会を開き、平成26年度は37.7㌧の出荷を目標に掲げました。総会には、部員のほか、市場関係者やJA職員など21人が参加しました。

 

 平成25年度は、33人の生産者が菌床の生椎茸を中心に29.8㌧を出荷。菌床の高温障害や新しい品種を試験的に栽培している関係で、全体的な収量は平成24年度を約2㌧下回りました。

 同部では、栽培がしやすく収量の多い菌床シイタケ「北研600号」を中心に栽培していますが、冬に発生が減ることが課題でした。そのため同部は、安定的な収量の見込める品種「北研705号」を導入。今後は視察研修や同部役員による巡回などを積極的に行って栽培の技術を高め、品質の向上と安定供給を目指します。

 

 総会では役員改選があり、新しく部長に就いた松田政弘さんは、「消費者の期待に応えられる品質のものを、安定的に出荷できるように部員同士協力して栽培の技術を高めていきたい」と話していました。

 

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「部員が協力して栽培の技術を高めよう」とあいさつする松田部長