4,000年の歴史?ツタンカーメン出荷最盛
但東シルク野菜部会でエンドウマメの一種「ツタンカーメン」の出荷が始まりました。収穫は6月10日頃までで、主に京阪神の市場へ出荷します。今年は昨年より約100kg多い、300kgの出荷を見込んでいます。
ツタンカーメンは、20世紀初頭にエジプトのツタンカーメン王の墓から出土したといわれるエンドウマメで、ポリフェノールを多く含み、豆ご飯に使うと米が紫色に染まるなどの特徴があります。同部会では平成11年から栽培に取り組んでいて、今年は5人の生産者が約30aで栽培しています。
栽培歴15年の森脇与一さんは、「見た目の色には驚くが、味はおいしい。多くの人に味わってほしい」と話していました。
ツタンカーメンを収穫する森脇与一さん