たじまで農業

活動レポート

朝倉さんしょ料理コンテストで最優秀賞にペースト

2014.07.10
140708A1-pst.jpg
 養父市が7月8日に開いた料理コンテスト第3回朝倉山椒A―1グランプリで、レストランごはんや(養父市八鹿町国木、県立但馬長寿の郷内)の「朝倉山椒ペースト」が最優秀賞に選ばれました。
 朝倉山椒ペーストは、湯通ししたサンショウと、ゴマ、ニンニク、だし醤油、ごま油をミキサーですり潰したもので、材料のうち、約50%をサンショウが占めます。同レストランのオーナーシェフ松田伸幸さんが、イタリア料理に使う、クルミや松の実を潰して作るジェノバペーストからヒントを得て考案しました。サンショウの風味を残すことや家庭でも作れるようにと試作を繰り返し、約半年かけて完成させました。松田さんは、「和食にも洋食にも合うと思う。店だけでなく家庭の料理にも使ってもらえるよう、瓶詰めを販売したい」と話していました。

 コンテストは同市の特産である実サンショウ「朝倉さんしょ」を使った料理が食べられる飲食店を増やすのがねらいで、JAたじま、朝来農林振興事務所、朝来農業改良普及センターが共催。今年は昨年より5店多い11店、13品の応募がありました。行政やJAの関係者ら8人と募集で集まった地元の消費者ら10人が試食し、料理の独創性や朝倉さんしょの存在感、普及の可能性などを審査しました。

140708A1-beef.jpg     朝倉山椒ペーストを添えた但馬牛リブロースステーキを手に、笑顔を見せる松田伸幸オーナーシェフ