たじまで農業

活動レポート

地元農産物の出荷を拡充し売上高増を目指す

2015.02.12

 JAたじまは2月10日、じばさんTAJIMAで平成27年たじまんま出荷者大会を開き、平成26年の出荷者の登録状況や売り上げの実績を報告しました。ファーマーズマーケット「たじまんま」の出荷者、JA全農兵庫やJA兵庫中央会職員、市場関係者、JAたじま役職員など約150人が出席しました。

 たじまんまでは26年、来店客数が昨年より4万人増の25万人、売上高は7千万円増の4.8億円となりました。27年は地元農産物の充実に加え、提携JAから他店では手に入りにくい商品を補完するなどして、来店客数30万人、売上高5.5億円を目指します。

 

 大会では、JAたじまの尾﨑市朗専務が「開店から4年間、出荷者も売り上げも順調に伸びている。たじまんまに行けば、但馬中の新鮮な農産物が手に入ると喜んでもらえる直売所にしていこう」とあいさつ。JA職員が、月別の売れ筋商品や、野菜や花卉など部門ごとの仕入れ状況を出荷者に伝えました。不足している商品を仕入れに頼らず但馬のもので補えるよう、栽培の計画に生かしてほしいと呼び掛けました。

 

 また、パンを中心に出荷している宮嶌寿賀雄さん、ナスやイチゴなど多品目にわたって出荷している平野石三さん、さまざまな種類の花苗を出荷している浅井崇紀さんの3人を優良出荷者として表彰しました。宮嶌さんは、「たじまんまでは、お客さんと話す機会が多い。楽しく交流できるし、今後もお客さんの要望を聞くなどして、より喜ばれる商品を出荷したい」と話していました。

 

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優良出荷者として表彰を受ける平野さん(右から2人目)ら

 

 この日、愛媛県の道の駅「内子フレッシュパークからり」直売所出荷者運営協議会の野田文子名誉会長が、「農業に生きる喜びを農村女性に伝えたい」と題して講演。生産者同士で協力し競争することで、楽しみながら生産、出荷することの大切さを伝え、出荷者らは熱心に聞き入っていました。

 

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