たじまで農業

活動レポート

感謝祭大盛況 香住のナシを堪能

2015.09.29

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 香住果樹園芸組合は9月21日、同JA香住支店で「香住の梨感謝祭」を開きました。地元の人に感謝の気持ちを伝えたいと今年初めて開き、ナシの特売会や早食い競争などのイベントがあり多くの人でにぎわいました。

 同区は県内一のナシの生産地。町内のナシ生産者で組織する同組合の農家59戸が、「二十世紀」を中心に約20haで生産しています。今年は8月28日から9月18日まで香住梨選果場を稼動し、京阪神の市場を中心に約160tを出荷しました。

 感謝祭では、感謝祭価格として通常のほぼ半額で二十世紀ナシを販売。また、地元企業が二十世紀ナシを使用して作ったナシのワインなども店頭に並びました。ほかにも、長さを競う皮むき競争や、3kgになるようナシをカゴにつめる計量競争、ナシ1個を丸ごと食べる早食い競争などのイベントを開き、来場者は二十世紀ナシを堪能し感謝祭を楽しんでいました。

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 早食い競争では、地元会社員の池田祥央さんが優勝し、ナシで作ったトロフィーとナシ1箱(3kg)が贈られました。池田さんは、「二十世紀梨は大好き。まだまだ食べられる。帰って家族と一緒に味わいたい」と話していました。

 同組合の野畑輝行組合長は、「今年は天候に恵まれおいしいナシができた。多くの人に香住のナシを食べてもらえるように今後も感謝祭を続けていきたい」と話していました。