たじまで農業

活動レポート

朝倉さんしょを楽しく調理 消費広げよう

2016.02.26


 JAたじま朝倉さんしょ部会養父支部は2月25日、部会員とその家族を対象に、「朝倉さんしょ」を使った料理の講習会を総合営農センターで開きました。養父市内から17人が参加し、調理を通じて参加者同士で交流しました。

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 料理講習会は、生産者が各家庭で作る朝倉さんしょを使った料理をみんなで作り、親睦を深めるとともに、生産者から消費を広げていくことを目的に開いています。

 養父市八鹿町の部会員、森本佐智子さんを講師に、参加者らは4班に分かれて調理。朝倉さんしょをふんだんに使い、さわやかな香りが広がる中、ちりめん山椒や山椒味噌、炊き込みご飯など5品を約1時間半で完成させました。参加者らは、普段家庭で作っている朝倉さんしょを使った料理のレシピを紹介したり、加工販売などについて意見を交わしたりしながら料理を試食し、参加者同士の親睦を深めました。

160225sansyo2.jpg 参加者の男性は、「簡単にできる料理ばかりだったので、さっそく家でも作ろうと思う。食べる楽しみが生産する楽しみにもつながる」と話していました。

 同部会の福井悦雄部会長は、「良質な朝倉さんしょを作り、それを生かしたおいしい食べ方を提案し、広く発信していくことで、更なる消費拡大につなげたい」と話していました。