色・味・形のすべてが評価され、
ブランド化が進むたじまの小豆

たじまの北西部に位置する美方郡で生産される「美方大納言小豆」は、白いさやで粒が大きいという特長があります。また、色鮮やかで煮崩れしにくいことから、とくに和菓子に適していると好評で、著名な老舗和菓子店などからも高く評価されています。品質が良く、産地・生産量が限られており、希少な小豆としてブランド化が進んでいます。

おいしさの特徴

大粒で煮崩れしにくいことから、
小豆特有の食感・風味を楽しめる

「美方大納言小豆」は、大粒で食感が良く、しっかりとした小豆特有の風味を楽しめます。さらに、煮炊きをしても煮崩れしにくく、見るだけでおいしさが伝わってくるような鮮やかな小豆色が特長で、ぜんざい、おかゆ、赤飯、和菓子などに最適です。たじま各地では、「美方大納言小豆」のおいしさの特長を活かした加工品が多数開発されています。

おいしさの秘密

温度差が大きな土地で育つことで
甘み・旨み・健康の成分が豊富に

たじまの山間部は昼夜の温度差が非常に大きく、そのような土地で育った「美方大納言小豆」は一般的な小豆より、甘み成分の糖や旨み成分のグルタミン酸が多く含まれています。また、「美方大納言小豆」の深く、鮮やかな小豆色は、健康に良いとされるポリフェノールを多く含んでいることの証でもあります。

「鮮やかな小豆色」にこだわり、
地域の財産を作り続けて守りたい

生産者として一番にこだわっているのが、小豆の色です。色は収穫時期と乾燥の仕方で変わるため、鮮やかな小豆色を出すために収穫時期を見極め、色をくすませないように乾燥させています。「美方大納言小豆」もその畑も、昔から受け継がれてきた地域の財産。作り続けることで、この財産を守っていきたいです。

生産部会 田中 時雄 さん

旬と産地のご紹介

おもに美方郡の棚田で栽培され、
食卓に上るのは正月あたりから

「美方大納言小豆」は7月中旬に種を蒔き、9月下旬~10月中旬にかけて収穫。選別・調整の後に出荷され、正月あたりから食卓に上ります。産地である美方郡は自然ゆたかな土地ですが、地形は変化に富んでいて棚田での栽培が多くなります。土づくりには但馬牛の良質な堆肥を使用するなどして、さらなる品質向上に努めています。

美味しい食べ方のご紹介

甘さ、食感、鮮やかさで温もる
寒い冬にオススメの「小豆がゆ」

ご家庭で手軽に「美方大納言小豆」を味わっていただけるレシピが、「小豆がゆ」です。作り方のポイントは、「美方大納言小豆」を少し固めに炊いておくこと。大粒の食感をより楽しんでいただけます。お米、小豆、お餅が粘りを出すので、炊きすぎないように注意しましょう。

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お問い合わせ

〒668-0051
兵庫県豊岡市九日市上町550-1
たじま農業協同組合営農生産部 特産課
電話/0796-24-6672 FAX/0796-24-6702

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